2019年２月２４日 日曜日の榛名ヒルクライムの練習。朝練。
なんだろう、このチームのおじさまたちは！と思ったのは、私だけではない。
年下の友人のカスミくん（彼は若い、おじさんではない）も、思ったはずなのである。
暖かくなったとはいえ、ここは２月の榛名山の麓。午前７時。
昼間とは違い、朝晩は予想外に冷え込み、体感はマイナス。
けれども、集まったメンバーは（ほとんどおじさん）、寒そうでもなく、
今か今かとニコニコしながらスタートを待ち侘びている。（自走だから暖かいのね）
オレは本物のおじさんだから寒い。究極に寒い。集合場所にだって暖房全開の
車での到着だ。
そんなアップもしていないオレを、ライドリーダーだから、先頭を走って
「引けっ！」というチームメンバーは残酷だ。
普通は、ショップの店長は、最後尾から安全に注意して走るものだが、
「引けっ！」という。
仕方がないので引いてやったさ。
この貧脚のオレが全部引けるはずもないのは自明の理。
オレをだしにして、みんなケツを振りながら抜き去っていく。
「なんなんだ、あのおじさんたちは！」
「ミックジャガーかよ！ケツ振って」
「ありえねえ」
そう思った時、隣に並走してくれた、年下の友人のカスミくん、
「店長に引かしといて、ぶち抜きですか」
よーく、わかっててくれるじゃないか。さすが、オレの片腕。
あとで、一杯、奢ってやろう。
そんなわけで、怒涛のハルヒル練習がはじまったわけであるが、
早くも、チームメンバーのみんなのパワーについていけない。
うーん、ローラーの効果って出てるのだろうか？
なんとなく、ローラーブルーになってしまったオレ。
少し距離をおくか？
どうする？
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