プジョーの自転車の歴史に幕が降ろされたのが2004年くらいだったから、
14年くらいまえに販売したものだったかな。当時は、物凄く拘っていて、前に取り付けるカゴも、これじゃなくちゃダメ見たいに言っていたな。そんな昔のお客様から、手続き上車体シリアルナンバーが知りたい旨の問い合わせがあったんです、ダメ元で。
とうに書類の法定保管期限は切れているからね。
そこは、ちっさい自転車屋、倉庫をひっくり返すとちゃんと出てきて無事解決。 ご丁寧に、お礼のメールまで、いただきました。
メールより抜粋 勝手に。
>購入当時、もう最後のプジョーの自転車で、
>可愛くカスタマイズもしてもらい、
>自慢の自転車です。
>タイヤ交換してもらった、近くの自転車屋さんでも、
>最近のものに比べ、ボディがしっかりしている、と
>ほめてもらいました。
>屋外に置いているため、
>錆びは、かなりひどいのですが、
>少しずつ磨きをかけていこうと思います。
>これからも大切に乗ります。
>ありがとうございました。
実はこの方、北九州にお住まいです。ホームページで熱く(暑苦しく)語っていた私に共感してくれてオーダーしていただいたんだっけな。で、そのころのデータを引っ張りだしてきて、いろいろ懐かしんでみた。 当時の手打ちHTMLで作っていたホームページをみると恥ずかしい。 おいおい肩に力入りすぎてないかって言ってやりたい。
だけど、
自転車を通じて、生活と心を豊かにしたいというポリシーは変わらず続けてきた。少し年齢を重ねてしまったせいで、前のめりなことは言い出さなくなったが、楽しみながら、永くお使いいただきたいと思っている。
ただの小さな街の自転車屋だからこそ、
ひとりひとりのお客様に対してできることがあると考えている。
理想はミックジャガーだ。
70過ぎてもステージに立ってケツ振ってシャウトしていやがる。
これからだ。