思いつきでやりはじめたローラーも、気がついてみたら、そろそろ6ヶ月になる。
これと言って大会はないし、寒くなって山に登るのも億劫だ。そういう時こそ、ローラーがいいと、言いたいところなんだが、魔の3の倍数で訪れるマンネリに襲われて、今、大変なんである。
日々、早朝からローラーに乗って、
「一体、オレは何を目指しているんだろう?」 という根源的な自問自答を繰り返す。
BGMを椎名林檎の宗教にし、 「
立て」「撃て」「切り裂いても敬ひうやまい去れ」「歇やむな」「惡にくむな」 「吐け」「出せ」「引き摺つてずっても歩き行ゆけ」「振り向くべからず」
なんて、聴きながら、ケイデンスを維持している。
年下の友人の若い僧侶は、「そんな苦しいことして、何が楽しいの?ヒルクライム。」 と、悟ったことを言う。坊主だから当たり前か。
なんだか、とっても削られてる(体力を?人生を?)感じはしないでもないが、今は、このまま、向き合っていくしかないと。
李小龍も、考えるな感じろと言ってます。
たぶん、ここを超えた先にしか、力は宿らないんだと思います。
ヒルクライムって、
「ちゃんと苦しんだものしか面白くないんです。」 たぶん、きっとね。